Wizard Notes

Python, JavaScript を使った音楽信号分析の技術録、作曲活動に関する雑記

Matplotlibで主成分分析の寄与率・累積寄与率を左右2軸プロット

多変量解析の一般的な手法である主成分分析を使っていると、寄与率と累積寄与率を確認することが多いです。 それぞれを別にプロットしてもよいのですが、 1つのプロットで確認できたほうが便利だと思い、matplotlibで実装してみました。 一つのプロットで左…

Numpyで多変量正規分布を算出&プロット

numpy では、N次元の正規分布を出力するnumpy.random.normal() がありますが、こちらでは共分散を設定できません。 共分散を指定する場合、N次元の多変量正規分布を 出力できる、numpy.random.multivariate_normal () を使う必要があります。 numpy.random.m…

オススメ音源:エスニックな響きのベル音源 Circle Bells (SOUNDIRON)

Circle Bells - SOUNDIRON 自分が持っているKontakt音源の中でも、特に気に入っていてよく使っているベル音源、SOUNDIRON社のCircle Bells を紹介します。 Circle Bells (SOUNDIRON) の概要 Circle Bellssoundiron.com この Circle bells はサンフランシスコ…

プレイリストやランキングの利用・著作権に関しての調査

法律に関する疑問を弁護士に無料で法律相談できる「弁護士ドットコム」というWebサービスがあります。このWebサービスの特徴は、無料相談の場合、質問と回答が公開されます。 その弁護士ドットコムに、音楽のプレイリスト・ランキングに関するFAQがいくつか…

マルコフ連鎖で定常分布を固有値問題として算出するときの注意点

マルコフ連鎖でコード進行を自動生成 において、定常分布を求めるのに少し分かりにくい箇所ががあったので説明します。 マルコフ連鎖の定常分布は、遷移行列の固有値1に対応する固有ベクトルを確率密度関数として正規化することで算出することができます。 …

マルコフ連鎖でコード進行を自動生成(Python実装)

伝統的な自動作曲・文章生成システムで使われている代表的アルゴリズムとして、マルコフ連鎖があります。 アカデミックな研究やアプリケーションとしては常套手段なのですが、Web上には音楽での 利用例・実装例があまりないようです。 そこで、マルコフ連鎖…

Python + LibROSAでクロマ特徴(クロマグラム)を使って和音推定:(1) テンプレートマッチング

音楽の三大要素、メロディ・ハーモニー・リズムの内、ハーモニーの根幹を担っているのが和音です。 そのため、計算機を使った楽曲分析でも和音分析は非常に重要な処理です。 ただ、楽譜データ*1は簡単ですが、オーディオファイルのような楽曲データからの和…

逆関数法で一様分布・指数分布と算出(Python実装)

ゲームやCGの実装をしていると,「いい感じに偏った乱数が欲しい」と思うことが多々あります*1。 よく知られている方法として、rand関数などで算出した一様乱数を元に逆関数法で乱数を作ることができます。 ただ、数式の意味が分かりにくいところもあります。…

カラオケ音源を使ったボーカル抽出を防ぐための7つの対策法

歌入りオリジナル音源から、カラオケ音源を引くことで、ボーカルだけを抽出できることはよく知られています。歌声りっぷのようなソフトウェアもこの仕組みを利用しており、また、オーディオ編集に慣れている人であればDAW上で簡単に抽出することができます。…

ドラセナの半年での成長と、時間の経つ早さ

、 まだ少し肌寒かった3月中頃。 用事があって出かけたときに、駅前で安く売られていた、小さなドラセナ。 ふと、家にぴったりかもしれないと思い、衝動買いしてしまいました。 おそらく、品種はドラセナ・デレメンシス・ワーネッキー。 m-plant.shop-pro.jp…