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まだ少し肌寒かった3月中頃。
用事があって出かけたときに、駅前で安く売られていた、小さなドラセナ。
ふと、家にぴったりかもしれないと思い、衝動買いしてしまいました。
おそらく、品種はドラセナ・デレメンシス・ワーネッキー。
白くも灰色にも見えるストライプがアクセントの、綺麗な葉です。
この頃は、テーブルの上にもちょこんと置けるくらい小さかったのを覚えています。
あれから半年。
あれほど暑い夏が過ぎて、また肌寒さを感じるようになったこの頃。
もうテーブルの上には載りません。
まさか半年でここまで大きくなるとは…。
それでも、まだ成長途中みたいです。
半年でこんなに成長しているのを見ると、不思議と嬉しい気持ちになります。
一方で、時間の経つ早さが恐ろしくもあります。
そういった感情が沸くのは、きっとこのドラセナのように、
普段自分が体感できない、半年という時間間隔で変化しているものが身近にあるからだと思います。
ドラセナの、植物の成長で長い時間を経過を知り、感じることができるというのは、
今年一番の発見のようにも思えます。
また半年後、ドラセナがどんな姿になっているか、期待も不安もあります。
半年という長い時間間隔に対して、期待も不安も持つことができるのは、生きる上で大事な楽しみかもしれません。