はじめに ラウドネスの算出・実装方法の勉強のため、心理音響評価モジュール/開発フレームMoSQIToの非定常信号向けラウドネス(時変ラウドネス)算出モジュールのソースコードを分析/コメント翻訳してみました。 ソースコードの分析において、以下の文献を…
前回の記事で紹介したPythonの心理音響評価モジュールMoSQIToでラウドネスを算出してみました。 基本的に以下のドキュメント・ソースコードを参考にしています。 MoSQITo/tuto3_Loudness-zwicker-time-varying.ipynb at master · Eomys/MoSQITo · GitHub ソ…
https://github.com/Eomys/MoSQITo 心理音響学について調べていたら、興味深いPythonライブラリがあったので紹介します。 github.com 心理音響学に基づく音質評価ソフトウェアの多くは市販製品であり、オープンソースでさくっと使えるものはほとんどないのが…
以下の記事で作成した双2次フィルタのプログラムで出力した、双2次フィルタの周波数特性の一覧ページです。 www.wizard-notes.com カットオフ周波数 (fc) とQ値 (q) を動かしてプロットしています。 フィルタ作成の参考等にご利用ください。 Lowpass (ローパ…
mngして音楽がさらに楽しくなりました☺️ pic.twitter.com/OwzR8mWvHZ— Kurene (@_kurene) 2021年1月6日 昨年度からメインモニターとして使える3インチサイズのパワードスピーカーを探していました*1。 Twitterのタイムライン等でこのEVE audio SC203を知って…
Kerasでカスタムレイヤーを含むモデルを保存/読み込むヒントとなる情報があったので試してみました。 まず、以下の日本語のドキュメントの方法のコードでは、Custom layerを含むモデルのsave/loadはできませんでした。 オリジナルのKerasレイヤーを作成する…
先日、下記の記事で統合ラウドネス値(Integrated loudness) LKFS/LUFS のPython実装 pyloudnorm をご紹介しました。 pyloudnormでLUFS算出/ラウドネス正規化 - Wizard Notes こちらのライブラリのコードは、Rec. ITU-R BS.1770-4 に沿って実装されている…
K-weighting filter の実装の記事 を書いている時に、Python向けの双2次フィルタのライブラリがあったらいいなーと思ったので、年末年始の自由研究開発として作ってみました。 プロトタイプ版ですが、とりあえず公開します。 githubにあまり慣れていなかった…
音信号処理のプログラムを書いていると、 import numpy as np y_array = np.log10(x_array) のように対数をとることがよくあります。 ここで、x_array には 0 が含まれていることが多々あり、その場合には RuntimeWarning: divide by zero encountered in lo…
Pythonで平均ラウドネス値 (LUFS) を算出したりラウドネス正規化をすることができるモジュール pyloudnorm を試してみました。 https://github.com/csteinmetz1/pyloudnorm オフラインでの分析/加工を想定したような設計となっており、ラウドネスメータープ…