日本音響学会誌に「鳥類の非発声音コミュニケーションの機能と進化 ―求愛信号の多様性からの考察―」という解説論文が掲載されていました。
鳥の音と言えば鳴き声が真っ先に思い浮かびますが、この論文では鳥たちが自身の体を使って音を出す”非発声音”について紹介しています。
冒頭でキツツキのドラミング音が挙げられており、確かにキツツキはそうだなと思いつつも「他にそんな鳥いるの?」と興味が湧いてきて読み進めました。
そこで紹介されていたのがマイコドリ。
キガタヒメマイコドリ、スズムシみたいな発音機構で音を鳴らすって書いてあって気になって調べたらなにこの鳥すごい
— Kurene (@_kurene) 2021年11月2日
Amazing club winged manakin mating display video by Hans Heinz in Ecuador https://t.co/MtTqnxuBqE
キノドマイコドリ
— Kurene (@_kurene) 2021年11月2日
>翼の特殊構造によって、小枝の折れるような音や様々なノイズを出すことができる
ノイズシンセ…
White-collared Manakin (Manacus candei) - Courtship dance and mating https://t.co/vjjbqSdrb6
改めて考えてみると、ハシビロコウとかは嘴を鳴らしたりしてますし、足音で遊ぶインコ・オウムの動画とかもWeb上で見ることがあります*1。
この論文ではマイコドリの他にもコウノトリ、カエデチョウ、ヤシオウムなども紹介されており非常に面白いので興味ある方は是非読んでみてください*2。