Wizard Notes

音楽信号解析の技術録、音楽のレビューおよび分析、作曲活動に関する雑記です

音楽鑑賞録:変わった楽器、革胡(ゲフ)・低音革胡 (ディーインゲフ)

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音楽鑑賞録:題名のない音楽会「低音楽器女子の休日」 を書いている時に、低音楽器について調べていたら偶然見つけた楽器です。

革胡

www.youtube.com

見かけが非対称な、変わった楽器です。 (しかし、見かけと)音色はほぼチェロですが、奏法のせいか、二胡っぽさも感じられます。

胴体の側面には、二胡と同じく、蛇皮が貼ってあるようです。ただし片面だけのようです。

低音革胡

革胡、大きくなりました

見た目はオリエンタルですが、音色はほぼコンバスなようです。

歴史

想像通り(?)、比較的新しい楽器のようです

革胡_百度百科 の意訳です

  • もともと、中国の伝統的な楽器のアンサンブルではベースパートは存在しなかった
  • 19世紀末から20世紀初頭にかけて、西洋音楽の思想は中国音楽や中国のオーケストラの設立に浸透
  • 「中国」のオーケストラでこの西洋の楽器を採用できないことから発明された
    • 上海音楽院のヤンユーセンによって、1951年に「改革的二胡」にちなんで名付けられた最初の革胡が開発された
    • その後も開発は続けられ(主に20世紀後半)、その結果として低音革胡も生み出された

ちなみに、 「中国の伝統的な音楽の美学はすべて高音の追求」という文言があります。以前、「中国の人はとにかくメロディを大事にする」と聞いたことがあります。きっと文化と歴史に基づく国民性なのだと思います。

以上、音楽鑑賞録でした。