所感
この日の「題名のない音楽会」は、コントラバス、チューバ、ファゴット、バリトンサックスの女性プロ奏者を招いての、低音楽器の特集回でした。
楽器演奏を未経験の方だと、4つとも初めて耳にする楽器かもしれません。
・チューバ
ja.wikipedia.org
・バリトンサックス
en.wikipedia.org
どれも大きい楽器です。
コントラバスは2メートル弱もあり、大人でも隠れてしまいます。
番組の中で、低音楽器に関するおもしろいマメ知識?を紹介していたので、補足情報を加えて、いくつかお伝えしたいと思います。
- 低音楽器のよいところ
- 低音楽器の苦労するところ
- サイズが大きい
- 弾くのが大変
- 身体全体を使って弾く
- (管楽器)肺活量
- 移動・運搬が大変
- 弾くのが大変
- サイズが大きい
なお、他にも、(バリトン)サックスのリードには当たりはずれがある(わりと高価…)など、オーケストラ系の楽器に疎い自分にとっては目から鱗でした。
楽器の説明やこぼれ話を知り、その楽器の演奏を目と耳で聞くのは音楽がさらに楽しくなる聞き方だと思います。
あと、茂木大輔さんの著書「オーケストラ楽器別人間学」にあるように、みなさんのそれぞれの性格が楽器選びにも表れているような気がしました。
プログラム
♪1:「ぞうさん」
作曲: 團伊玖磨
編曲: 萩森英明
コントラバス: Yu-Ka
テューバ: 福本恵子
ファゴット: 福士マリ子
バリトンサックス: 高尾あゆ
♪2:イングランド民謡「グリーンスリーブス」
編曲: 新井秀昇
テューバ: 福本恵子
ユーフォニアム: 新井秀昇
♪3:「竜夢 バスーンのための」
作曲: 福士則夫
ファゴット: 福士マリ子
♪4:「夢遊病の女」による幻想曲
作曲: G.ボッテジーニ
コントラバス: Yu-Ka
ピアノ: 村田知穂
「低音楽器女子の休日」 テレ朝『題名のない音楽会』11月16日放送 - amass」より
低音楽器ということで、どの曲も迫力があり、包み込むような低音の音色に安心感と暖かみを感じました。
特に印象に残ったのは、「竜夢 バスーンのための」です。元々、ファゴットの音色が好き*1なのですが、あのファゴットの駆け巡るような演奏は音としても視覚的としても迫力があり、圧倒され魅了されました。
以上、音楽鑑賞録でした。
*1:暖かみと、ゴシックな雰囲気や陰鬱さを感じさせるあの音色がとても魅力的です。