Wizard Notes

Pythonを使った音楽信号分析の技術録、作曲活動に関する雑記

PyQtGraph:MKLライブラリに関するエラー対処(mkl_blas_dgem2vu.dll)

Pythonで本格的なリアルタイムプロット向けのライブラリである PyQtGraph

このPyQtGraph を導入・サンプル実行する際にエラーが発生したので、その内容と対処方法をメモしたいと思います。

環境

  • Win10 64-bit
  • Python 3.6.5
  • conda 4.6.14

導入の流れとエラー発生

PyQtGraph の Webページに従い、

pip install pyqtgraph

として PyQtGraph を導入しました。この時点で特にエラーはありませんでした。

次に、サンプルコードを実行するため、Pythonインタプリタを起動し、

import pyqtgraph.examples
pyqtgraph.examples.run()

と入力することで、以下のGUIウィンドウが起動しました。

f:id:Kurene:20210606002055p:plain

ここで、左側のメニューから適当なサンプルを選んで起動したところ、以下のようなエラーメッセージが出現しました。

f:id:Kurene:20210606001330p:plain

NumPyの導入などでもよくある、MKLライブラリに関するエラーでした.

解決方法

C:\Windows\System32 フォルダの中の、複数のMKLライブラリ関連のDLLを除去(適当にリネーム)することで解決しました。

具体的には、C:\Windows\System32 フォルダ中のmkl_*.dllファイルを全てリネームしました。

システムファイルを弄るため、自己責任でお願いいたします。また、万が一に備えて削除ではなくmkl_*.dll.origのようにリネームするのがよいと思います

上記の対処後、サンプルは正常動作しました。

f:id:Kurene:20210606001252p:plain

参考

驚いたのですが、IK Multimedia の Amplitude のインストールによってC:\Windows\System32`mkl_*.dllが生成されるケースもあるそうです。